2023/2 オリジナル器具を用いた「痙縮(痙性麻痺)のある方」に対するリハビリテーションの勉強会を行いました。
当法人職員(作業療法士)が講師となり、痙縮(痙性麻痺)のある方に対する手作りのリハビリ器具を使った手のリハビリテーションの勉強会を行いました。
●痙縮(痙性麻痺)とは
痙性麻痺とは、脳卒中や脳性麻痺、脳血管障害、脊髄損傷といった脳・脊髄の病気などが原因で起こる手足の突っ張りによる運動障害(後遺症)です。
筋肉が緊張しすぎてしまう状態で、足が突っ張るようになり「手足が動かしにくい・手足を曲げられない・手足がつっぱる」などの運動障害のもとになる症状を痙性といいます。
この痙縮(痙性麻痺)の改善を図る治療法として「ボツリヌス療法」があります。
筋肉のつっぱり(痙縮と呼びます)や異常な運動の姿勢(ジストニアと呼びます)に対して、その筋肉にA型ボツリヌス毒素(ボトックス)注射液を注射して治療を行います。
ただ、ボトックス注射を打っただけで動かなかった手足が動くようになるわけではなく、しっかりとリハビリテーションで動かすことが大切です。
ボツリヌス療法とリハビリテーションを一緒に行うことによって、より日常生活動作などが行いやすくなることが期待できます。
当施設と同じ医療法人弘善会グループには矢木脳神経外科病院(大阪市東成区)があり、ボツリヌス療法を行っています。
当施設リハビリテーション部の職員は矢木脳神経外科病院での勤務経験のある者も多く、知識・経験抱負なリハビリ専門職が在籍しております。
当施設では「リハビリ合宿」(入所リハビリテーション)も行っており、ボトックス注射実施後のリハビリフォローに適しています。
現在、期間限定のリハビリ合宿のお試しキャンペーンも実施しており、お試しプランを3種類ご用意しております。
ぜひこの機会にお試しください!